2009年08月13日

あなたは大丈夫? ウィルス感染が招く転落人生とは??

情報漏えいについての恐い話をします。


今回は実際に情報漏えいを引き起こしてしまったAさんの例です。


すでに1か月後に転職することが決まっているAさん(37)。

しかし業務の引き継ぎなどで多忙を極め、休日前に仕事のデータを USBメモリにコピーして自宅に持ち帰った。


会社では、業務データを持ち出すことが禁じられていたが、そうは言っても仕事を終わらせないといけない。


Aさんは、今までも時々自宅に持ち帰って作業をしていたのだ。


業務データを自宅のパソコンに保存し、土日に作業を終わらせたAさん。


完成したデータを USBメモリにコピーして会社に持って行った。


Aさんは、妻(34)と娘(7)の3人家族。


自宅には2台のパソコンがあり、1台はAさん用、もう1台は妻と子供用としていた。


Aさん用のパソコンにはファイル共有ソフト Winnyがインストールされている。


数年前に友人から Winnyを教えてもらって以来、"中毒"になってしまっていた。まるで日課のようにさまざまなファイルをネットワーク上からダウンロードしているのだ。


もちろん、 Winnyを介した暴露ウイルス感染による情報漏えいのニュースも再三目にしていた。


だが、それらを見ても、『バカなヤツがいるな・・・。自分は絶対に大丈夫』と思うだけであった。


数日後、いつものようにAさんは Winnyを使って気になるファイルをダウンロードしていた。


その中にはいくつかの圧縮ファイルもあり、それらを次々と解凍して楽しんでいた。


転職まであと1週間となったころ、Aさんは上司に呼ばれた。


会社の得意先リストや業務上の機密事項が Winnyのネットワーク上に流出しているという話だった。


そして、その漏えい元はAさんの自宅パソコンである可能性が高いと言われたのだ。


「まさか・・・俺が・・・」


Aさんは愕然とした。なぜだ? 混乱する頭の中を整理し、思い返してみる。


「そういえば、ウイルス対策ソフトの有効期限が切れていたかも
しれない・・・」


数か月前に『もうすぐ有効期限が切れる』という表示が出ていたが、忙しくなり始めていたこともあり、そのまま放置していたことを思い出した。


Aさんは、社内規定に違反して業務データを自宅に持ち帰っていたことで、会社から厳しく非難された。


さらには、流出した情報の中には、重要な得意先に関する機密情報や顧客情報も含まれていたため、業務に影響を及ぼしかねないほどの大問題に。


得意先への謝罪、その後の対応などに会社を挙げて大わらわ。


流出した元データはAさんのパソコンから削除したものの、すでに流出したデータを回収することは不可能だし、だれが保管しているのかも一切わからないのだ。


流出した情報の中には、Aさんの家族の写真やプライベートな住所録など、個人的な情報や画像も大量に流出してしまっていたため、簡単にAさん個人が特定され、インターネット上で話題になった。


怒りの収まらない得意先の中には、取引を縮小し、損害賠償請求を起こすところも現れる始末。


転職直前だったAさんは、円満退社とはいかなくなってしまった。


しかも、転職先に入社したものの、全社員がAさんが起こした情報漏えいを知っており、居づらくなったAさんは1か月も経たぬうちに退社するはめに。


他の転職先を探すも、そう簡単には見つからない。


家庭の状況も変わってしまった。最初は同情的だった妻だったが、次第に口数が少なくなり、ある日子供を連れて実家に帰ってしまい、「離婚」を切り出された。


「まだ住宅ローンも残っているというのに、この先どうなってしまうのか・・・」そう力なく話すAさんの表情には、不安と後悔が渦巻いていた。



最悪な運命ですね・・・
こうならないようにファイル共有ソフトを使用したウィルスによる情報流出を防ぐための3か条があります。


(1) ウィルス対策ソフトを使用し、最新の状態しておく(期限の確認)

(2) ファイル共有ソフトを使うパソコンでは、第三者に見せたくない情報(仕事のデータ、個人情報、プライベートなデータ)を保存しない。

(3) 家族共有のパソコンの場合、ファイル共有ソフトがインスト
  ールされていないか確認する。


気を付けないと本当に恐ろしいことになります。



 
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この記事へのコメント
はじめまして。
私はプログラマをしていたので
思わず読み入ってしまいました。

似たような状況って
たくさんあると思います。
本当に人事じゃないですよね。

ポチ
Posted by ぷくまゆ at 2009年08月13日 18:38
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